「春の里山マルシェ CHILI&SPICE(チリアンドスパイス)」が3月21日、須金清流公園(周南市須万)で初開催する。
主催は、周南市須金地区の唐辛子農家「fu do ku kan Bamboo(フウドクウカンバンブー)」の須田浩史さん。同イベントを開催することで、唐辛子(チリ)やスパイスの魅力と共に自然豊かな須金地域のすばらしさを広めたいと企画した。山口県をはじめ、福岡、島根、広島の飲食店約40店が出店し、カレーや弁当、パン、焼き菓子、みそやジャムなどの加工品を販売する。
会場には、「カレー食堂コモやん。」「ダラハラ」「プラナーム」などのカレー専門店、「麻野農園 田毎食堂」「kupu」「食堂リズム」「マムアンカフェ」などの飲食店が、チリやスパイスにちなんだ料理を提供するほか、パンやスイーツを販売する「イエヤ」「三角屋」「パンとおやつのはるこめ」「弥五郎ドーナツ」、生産農家の「こいちゃんファーム」「てのたの」「モムファーム」「もりもり農園」なども出店する。雑貨やドライフラワー販売も行う。
須田さんは2011(平成23)年、東日本大震災を機に家族と共に千葉県から周南市に移住。現在は、須金地区の畑で約50種類の唐辛子を栽培する傍ら、カレーペーストやホットソースなどの加工品を製造販売している。
須田さんは「チリやスパイスは辛さだけでなく、香りや彩りを添え、いつもの食卓に豊かにする。自然いっぱいの須金で、各店のホットでスパイシーなスペシャルメニューを楽しんでいただけたら」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。駐車場は「須金総合グラウンド」「ふれあいプラザ須金」に用意する。