「自然薯(じねんじょ)専門店はなたかめん」(周南市湯野、TEL 0834-82-0500)が4月1日、リニューアルオープンする。
ジネンジョを生産する「やまいもまつり」(周南市徳山)が運営する同店。2013(平成25)年から同所で、加工所兼直売所で食事も提供する「じねんじょうまつり」を運営してきた。
同店のリニューアルは、温泉旅館「紫水園」や「芳山園」、道の駅ソレーネ周南などで作る湯野温泉観光協議会が昨年、観光庁による地域再生の支援事業の採択を受けて進める各施設の改装の一環。より気軽に来店してもらえるように店内外を改装し、店名も改めた。店名は、ジネンジョの種「ハナタカメン」から取った。
席数は15席。店内は、ダークブラウンの床材を使い、シックで落ち着いた雰囲気を演出したという。
ランチメニューは、「自然薯とろろうどん」(880円)、「自然薯とむかごのかき揚げとろろうどん」「自然薯とろろ肉うどん」(以上、1,100円)のほか「かき揚げ丼」(600円)や余ったスープに白米とネギ、刻みのりを入れて最後まで楽しめる「ぞうすいセット」、追加用の「自然薯とろろ」(以上、200円)を用意する。
カフェメニューは、ジネンジョを使ったシフォンケーキセット(900円)とチーズケーキセット(950円)を用意し、セットにはドリンクとジネンジョを使ったジェラート、バタークッキーが付く。ドリンクメニューは、ジネンジョとオレンジ、小松菜を使ったスムージー(550円)、オリジナルブレンドコーヒー(450円)、オレンジジュース(400円)など。
主なメニューでは、風味と粘り・伸びが特に優れたジネンジョを選抜育種したオリジナルブランド「黄金(こがね)とろろ」を使う。
井上容一社長は「とろろは、すりこぎで練りながら自分好みに仕上げて香りや粘り、味を楽しんでほしい。魅力ある湯野地区。温泉だけでなく、ジネンジョを気軽に食べられる場所としてアピールし、地域振興の一翼を担いたい」と話す。
営業時間は10時~17時。日曜・月曜定休。