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岩国航空基地で「フレンドシップデー」公開リハーサル 子ども向けSTEM教育も

FA18の説明を受けるアメリカ軍基地関係者の子どもたち

FA18の説明を受けるアメリカ軍基地関係者の子どもたち

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 4月15日に開催する日米親善基地開放イベント「岩国航空基地フレンドシップデー2023」のリハーサルが4月14日、報道陣に公開された。

飛行準備をするブルーインパルス

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 普段は入ることのできない海上自衛隊・米海兵隊基地の一部が公開され、国際交流も楽しめる人気のイベント。自衛隊やアメリカ軍の航空機の地上展示や飛行パフォーマンスなどが見学できるほか、アメリカンフードや各部隊のオリジナルグッズなどが購入できるブースなども出展される。コロナ禍で2019年以来、4年ぶりの開催となる。前回の来場者数は16万5000人。これまでゴールデンウイーク期間中に開催されてきたが、今年はG7広島サミットの準備期間にあたるため前倒しで行われる。

 リハーサルでは、米太平洋空軍F-16デモチームによる予行演習や自衛隊によるヘリコプターからの降下訓練、2017(平成29)年以来の参加となる航空自衛隊「ブルーインパルス」が飛行準備の様子を公開した。

 この日は関連イベントとして、科学や技術工学などに興味を持ってもらおうとアメリカ軍基地関係者の子どもや家族、地元小学校生など約1200人を基地に招く「STEM(ステム)デー」を初開催した。基地が持つ機能や重機・戦闘機の展示、飛行機やヘリコプターの機構・エンジンなどを紹介するブースなどを設け、隊員が説明を行った。

 自衛隊の救難飛行艇US-2を見学した周防大島町立三蒲小6年生の女児は「近くで見ると思っていたより大きかった。大きくて重い飛行機が飛ぶのが不思議」と話していた。

 15日開催のフレンドシップデーの入場時間は7時~14時。航空ショーは10時~16時に行う予定。入場時は手荷物検査を行うほか、成人は運転免許証もしくはマイナンバーカードなど写真付き身分証明書の提示が必要。13歳~19歳は学生証かマイナンバーカード、12歳以下は保護者の同伴が必要となる。

 4月15日は、岩国基地内と周辺にイベント用の駐車場がないため、公共交通機関での来場を呼びかける。6時30分~13時はJR岩国駅から基地内までの臨時シャトルバスを運行する。料金は片道=400円。

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