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下松・来巻にコンテナハウス展示場 「一緒に秘密基地作る楽しみを」

(左から)コンテナハウスの前に立つ伊藤さん、岩田さん、羽嶋さん

(左から)コンテナハウスの前に立つ伊藤さん、岩田さん、羽嶋さん

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 コンテナハウスの企画や製作販売を手がける「ROM(ロム)」(下松市来巻、TEL 0833-77-3123)の展示場が4月30日、成実農園(下松市来巻)敷地内にオープンする。

(左から)「ガレージ利用」「事務所利用」をイメージしたコンテナハウス

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 仕事でつながりのあった造園会社「SABO.(サボテン)」(下松市駅南2)の岩田泰昭さんと、工務店「工房 向陽葵(ヒマワリ)」(光市立野)の羽嶋修さん、革製品の製作販売店「Hearty(ハーティ)」(光市小周防)の伊藤敦志さんの3人が、それぞれの得意分野を生かしたコンテナハウスの開発を展開する。「ROM」は「Relaxation of mind(心のやすらぎ)」の頭文字。岩田さんは「コロナ禍中の2年前にコンテナハウス開発の事業を立ち上げた。趣味や仕事などに没頭できる自分だけの空間を持つライフスタイルを提案したい」と話す。

 コンテナハウスの基本サイズは、幅2.4メートル、長さ6メートル、高さ2.8メートル。鉄骨製で外壁にガルバリウム鋼板を使う。価格は280万円~(内装含まず)。車やバイクのガレージ、趣味の部屋、倉庫、店舗、事務所などの利用を想定する。

 伊藤さんは「無骨なイメージを保ちつつ、デザイン性を高めた。ビスやスイッチなどのパーツや照明など、細部にもこだわりを詰め込んでいる」と自信を見せる。

 展示場には、倉庫やガレージ利用をイメージした、鉄製の観音扉と大きなガラス窓を取り付け、たタイプ、事務所や趣味部屋などの利用をイメージした、木製の建具や掃き出し窓を設けたタイプの2種類を用意する。

 羽嶋さんは「サイズや雰囲気など、オーナーの思いやこだわりなどにとことん応えながら形にしていきたい。DIY向けに躯体のみの販売も行う予定」と話す。岩田さんは「これからもいろんな分野の方々に集まっていただき輪を広げていきたい。一緒に秘密基地を作り上げるような気持ちで楽しめたら」と話す。

 展示場は事前予約制。オープン初日は、コーヒーショップや菓子店などを招いたイベントを開催する。開催時間は11時~16時。

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