農園「福田フルーツパーク」(周南市須金、TEL 0834-86-2138)が4月29日、「森のファンタジーイルミネーションFruit Forest Fantasia(フルーツフォレストファンタジア)」を園内に開設した。
Fruit Forest Fantasiaの文字が浮かび上がる入り口
梨やブドウ、イチゴなどの果物狩りのほかバーベキューやアーチェリーなどのアクティビティが体験できる同農園。イルミネーションは、自然や里山の美しさをデジタルアートやライトアップで伝えたいと約4年の構想期間を経て半年がかりで制作した。園内の延長約1.2キロにイルミネーションを施工し、「ファンタジアゲート」「夜の虹」「花鳥風月」など12のエリアを設ける。テーマに沿ったライトアップやプロジェクションマッピング、音響で、それぞれの世界観を表現する。
青や赤などの光をミラーボールで反射させるほかレーザーライトで光を投影し、木々が鮮やかな色に移り変わる様子を見てもらう。メインエリアでは傾斜地に、高さ5メートル、幅8メートルのスクリーンを設置し、映像を投影。三日月形のオブジェに座って撮影ができるフォトスポットなども用意する。
同農園の福田陽一社長は「星空の下、川のせせらぎを聞きながら自然と調和した森のイルミネーションを楽しんでもらいたい。今後、オートキャンプやグランピングも予定しているので、夜間も含め一日中楽しめる場所になれば」と話す。
イルミネーションを見に夫婦で訪れたという30代男性は「規模も大きく、迫力のあるレーザーショーや美しいイルミネーションでとても見応えがあった」と話す。
入場時間は19時30分~20時30分。料金は、大人=2,000円、大学生・高校生=1,500円、小・中学生=1,000円、幼児=500円。要予約。