小学生を対象としたゲーム制作イベント「こどもデジタルゲームマッチ」が7月8日、周南市シビック交流センターで開催される。現在、参加者を募集している。
主催する「周南マイクラ部」は、昨年と一昨年の夏に3D創作ゲーム「マインクラフト(通称マイクラ)」を使った街づくりイベントを開催し、子どもたちとマイクラで周南の街並みを再現してきた。今年は、マイクラや「scratch(スクラッチ)」などのプログラミングツールを使ってミニゲームを作成し、発表するイベントを開催する。同イベントは、制作会と発表会の2回に分けて行う。
ゲーム制作会では、プログラマーのサポートの下、迷路やアスレチック、射的、シューティングゲームなどのミニゲームを1人1作品制作する。マイクラでは、さまざまな動きを制御できる「コマンドブロック」などを活用し、スクラッチでは、ブロック形式のプログラミング言語を用いてゲームを開発する。
制作したゲーム作品は、8月5日に徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設で開催する発表会で披露する。制作者が、自ら開発したミニゲームを出展し、同年代の参加者に試遊してもらうことで、プログラミングの楽しさや創造力を発揮する喜びを体験できるようにする。
「周南マイクラ部」代表の勝屋幸代さんは、「周南マイクラ部はマイクラが好きな小学生グループ。建築が得意な子やプログラミングが好きな子が協力して人狼ゲームなどを作成し、みんなで遊びながら改善していく様子をみて、この体験をもっと多くの子どもたちに味わってほしいとイベントを企画した。自分が作ったゲームを見てほしい、自分もゲームを作ってみたいと思う人は、気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は13時30分~16時30分。対象は小学4年生~6年生。定員は、マイクラ=5人、スクラッチ=5人。参加無料。申し込みは「周南マイクラ部」公式ホームページで受け付ける。6月23日まで。発表イベントで試遊する参加者の募集開始は7月上旬を予定する。