「大潮ホタルまつり」が6月24日、旧大潮小学校(周南市大潮)で開かれる。
主催は、鹿野地区北西部の地域住民による「大潮の里をまもる会」。毎年6月、同地区にある錦川源流にゲンジボタルが自然発生する時期に合わせ「大潮ホタルまつり」を開催していた。2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いたため、3年ぶりとなる。
18回目となる今回は、グラウンドでのステージイベントは行わず、講堂でバイオリニストやピアニストらが出演するミニコンサーを開くほか、旧教室で雑貨店「Hutte(ヒュッテ)」が監修する「学び舎(や)マルシェ」を行う。ホタルが見られる川沿いの「大潮蛍公園」への案内も行う。
「学び舎マルシェ」は、「ebb & flow(エブ&フロウ)」「子たぬきのパン」「ボン・クレール」(以上、パン)、「NeiGe(ネージュ)」(マカロン)、「きいろ」(焼き菓子)、「BONA」「JUPIKE」(以上、アクセサリー)、「弥五郎ドーナツ」、「MARUTA」(ドライフラワー)、「大潮田舎の店」(弁当・自家製豆腐・油揚げ・平餅など)、「Hutte(ヒュッテ)」(古道具・雑貨)が出店。グラウンドには「ファミーユ」(唐揚げ)、「mjuk.(ミューク)」(コーヒー)、「田原清香園茶舗」(抹茶ラテなど)などのキッチンカーが出店する。
大潮の里を守る会会長の石川光生さんは「暗い川辺をホタルが群れを成して飛ぶ様はまるで星空を見ているよう。ホタルの発生時間は20時30分から21時ごろなので、それまでマルシェで買い物をしたり、コンサートで音楽を聴いたりして大潮の夜を楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は17時~21時。