複合商業施設「イオンタウン周南久米」（周南市久米）が4月29日に、第2期の新店12店舗をオープンした。

ペットショップと観賞魚・アクアリウム店とコラボレーションするタイヤ館　店内の様子

　昨年11月、スーパーマーケット「マックスバリュ」を核テナントにオープンした同施設。第2期オープンにより、店舗数は25店となった。総敷地面積は約3万5900平方メートル、店舗面積1万2880平方メートル。

　9時30分から始まったオープニングセレモニーでは、社会福祉法人「鼓ヶ浦整肢学園」（周南市久米）への福祉車両1台の贈呈式も行われた。徳山高校吹奏楽部がファンファーレを演奏し、木村健一郎周南市長、マックスバリュ西日本の加栗章男社長、イオンタウンの寺田謙次専務ら関係者がテープカットを行った。開店の10時には約1000人が行列を作った。買い物客には、オープン記念の紅白まんじゅうを配布した。

　新たにオープンしたテナントは、周南エリア初出店のファストファッション「GU（ジーユー）」、衣料品販売店「パレット」、紳士服の「フォーエル」、子ども服「バースデイ」、周南市に2店舗目となる「宮脇書店」、100円ショップの「ダイソー」など。飲食店は、「倉式珈琲店」、6月1日オープン予定の焼き肉店「焼肉彩苑じゅうじゅう亭」。

　ゲームセンター「アミパラ」は店舗面積1268平方メートルの2階建て。クレーンゲーム75台、メダルゲーム機21台、ネットワークゲーム、ドライブ・音楽ゲームなど83台を備える。

　「カーケアとペットのお店」（店舗面積＝827平方メートル）はブリヂストンのタイヤ販売専門店「タイヤ館」が、ペットショップ「Ken&one」と観賞魚・アクアリウムの店「アクアショップぶくぶく」の3店舗で運営する全国初の業態。カーケアショップの男性中心のイメージを一新し、ファミリー層や女性客が気軽に来店できる店を目指す。店内には、タイヤの販売・相談コーナーのほか、犬やネコの販売やペットホテルやトリミング、観賞魚や水草の販売スペースを用意され、オープン当日も、多くの家族連れでにぎわっていた。

　イオンタウンの寺田専務は「久米地区は市内でも人口が伸びている新しい街。隣接する下松市を含む11万人のお客さまに喜んでもらえる、利便性の高い店作りを行っていきたい」と話す。

　営業時間は、マックスバリュ＝7時～23時、専門店は店舗により異なる。