一棟貸しの民泊施設「Hale murozumi(ハレムロヅミ)」(光市室積6)が6月25日、光市室積の「フィッシングパーク光」近くにオープンする。
運営は、建築デザイン会社「かけるくみ」(福岡県北九州市)社長の今岡俊輔さん。周南市出身の今岡さんは、東京や福岡で民泊施設や宿泊できるパーティースペースなどの施工に携わった経験を生かし、今回、母の故郷である光市で住宅宿泊事業を始めた。
木造住宅を改装した同施設の延べ床面積は90平方メートル。室内には、ドライフラワーと流木を組み合わせたスワッグ(壁飾り)やひもを編み込んだマクラメなどを飾り、インダストリアル風の内装に仕上げた。
1階には、バースペースやリビングダイニング、プロジェクタースクリーンを備えたシアタースペースを設ける。客室は、1階に1部屋と2階に2部屋用意しており、宿泊客はプライベートな時間も保つことができる。ウッドデッキには、バーベキューコンロと炭(追加料金2,500円)を用意し、グループでバーベキューを楽しむことができる。
設備は、リビングダイニングにミニキッチン、電子レンジ、トースター、冷凍冷蔵庫などを設置。1階に、洗面所やトイレ、シャワー室を備える。
今岡さんは「コロナも収まりつつあり、おいしい物や好きな物を素直に楽しめる時代が戻ってきた。室積の海の近くで、大切な人と特別な時間を楽しんでもらえたら」と話す。
宿泊料金は、1泊(6人まで)=2万4,000円~(1人追加ごとに2,500円)。最大10人まで対応する。予約は、エアビーアンドビーで受け付ける。予約からチェックインまで全てウェブ上で完結し、非接触で利用できる。