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周南・徳山駅近くにカレーとスムージーと自然派ワインの店「ダラハラ」

来店を呼びかける原田さん

来店を呼びかける原田さん

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 スパイスカレーや季節のスムージーなどを販売する飲食店「ダラハラ」(周南市有楽町)が7月12日、徳山駅近くにオープンした。

店内の様子(写真提供=ダラハラ)

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 下松市出身で店主の原田寛司さんは3年間勤めたスペシャルティコーヒー専門店「Sai Coffee Roastery(サイコーヒーロースタリー)」(山口市)でコーヒーに向き合ううち、作り方や考え方など共通点が多いカレーに魅力を感じ、出店を決めたという。

 店内は、カウンター席8席。クリーム色の壁面には、端材を使って壁にカバンや服を掛けるフックを取り付けた。「誰かがいらないものは、誰かにとって必要な物」との思いから、食器やカトラリー、調理道具などを知人から譲り受け、リユースする。

 原田さんは「カレーは、スパイス適量、塩味少なめでサラッと仕上げている。南インドとネパールからインスピレーションを受け、型にはまらない自由なカレーを提供したい」と話す。

 メニューは週替わりで、この日は自家栽培したタマネギ、成実農園(下松市)のトマト、深川養鶏(長門市)の「長州どり」を使った「チキンカリー」(800円)や秋川牧園(山口市)の野菜を使った「ベジタブルカリー」(600円)と、2種のあいがけ(1,000円)を提供。トッピングは、卵(100円)、とり皮(50円)、空心菜炒め(200円)など。

 ドリンクメニューは、季節の生スムージー「仁保産の桃スムージー」(600円)や「石垣島産のマンゴースムージー」(1,000円)、自然派ワイン(600円~)など。

 原田さんは「自分で育てた野菜や、珍しくて面白い食材を中心に集めている。甘み、酸味、塩味、苦み、うま味の五味を意識したカレーで、複雑な味わいが楽しめる。皿の上で季節を感じてもらえる、見て楽しい、食べておいしい料理を提供したい。地産地消にも力を入れ、ここでしか食べられない山口県らしさのあるメニューを楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~21時。月曜・火曜・日曜定休。

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