写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」が7月28日、周南市美術博物館(周南市花畠町、TEL 0834-22-8880)で始まった。
動物写真家の岩合光昭さんは、世界中の野生動物や自然を撮影する傍ら、ライフワークとして長年にわたり身近なネコを撮影し続けている。現在、NHK BSプレミアムで岩合さんが世界中のさまざまな場所を訪れ、ネコの暮らしを撮影する番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を放送している。
同展では、同番組で紹介したネコの写真を、ニューヨークや瀬戸内の島など16カ所の撮影地域ごとに振り分け、岩合さんのコメント付きで174点展示する。館内には、来館者が岩合さんと一緒に世界を旅しているように鑑賞できるパネルが設置されており、ブラジルのリオデジャネイロのビーチでくつろぐネコや、スリランカの海辺で漁師から魚をもらうネコなど、地域ならではの風景とネコの暮らしが見て楽しめる。
同館学芸員の今井良枝さんは「所変わればネコ変わるといった感じで、地域によってネコの顔つきも違うので、いろいろ見てもらってお気に入りのネコを見つけてもらえたら」と話す。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館(9月18日は開館)。入館料は、一般=1,200円、大学生=1000円、18歳以下無料。9月18日まで。
8月11日には、周南市文化会館大ホールで岩合さんのトークショーを開催する。開催時間は、11時~11時30分、14時~14時30分(各回1時間前開場)。予約不要。入場無料(写真展観覧券または半券が必要)。