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下松駅周辺で園児がハロウィーンパレード 銀行や交番など10事業所で交流

仮装した園児が街を歩く様子

仮装した園児が街を歩く様子

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 下松市の園児のハロウィーンパレードが10月19日、下松駅周辺の店舗や事業所で行われた。

下松駅前交番で横断歩道の渡り方を教わる園児

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 主催は「花の子保育園ほくと」(下松市北斗町)「花の子保育園」「ひだまり保育園」「ひだまり保育園えきみなみ」(以上、西豊井)の4園。ハロウィーンを楽しみながら地域の人たちと交流しようと毎年開催される恒例のイベント。16回目となる今回は、0~6歳の園児100人が4班に分かれて参加。園児は、カボチャ型の帽子に黒ネコのかばんなどおそろいの衣装を着けて、下松駅周辺の10事業所を訪問した。

 広島銀行下松支店では、カボチャや魔女などのコスチュームを身に着けた行員が総出でお出迎え。園児は「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ」と元気にかけ声を上げ、行員は「ハッピーハロウィーン」とお菓子を手渡した。園児はお礼に「幸せなら手をたたこう」を歌った。居酒屋「だんだん」の店主や保護者からもお菓子をもらい、「カバンにもう入りきらないよー」という笑みをこぼす園児もいた。

 下松駅前交番では、警察官が横断歩道の渡り方など交通安全について教え、蛍光シールなどを進呈した。初めはお菓子に気を取られていた園児もいたが、横断歩道に差しかかると、警察官に言われた通りに「サイン」と声を上げ、手をまっすぐ挙げて渡った。

 参加した園児は「お菓子をくれないといたずらするよって言ったらいっぱいお菓子がもらえてよかった」「お菓子もらったからお利口にする」などと笑顔を見せていた。

 園長の平山敬子さんは「皆さんのおかげでこのイベントも定着してきた。地域の人との交流は子どもたちにとっても貴重な体験となる。卒園児が、今度はお菓子を配りたいと園に連絡してくれた。地域の皆さんに協力してもらいながら続けていきたい」と話す。

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