ラーメン店「二代目煮干しラーメン まるにぼ 周南店」(周南市飯島町1)が11月24日、本正寺横のラーメン店跡にオープンした。
店主は、防府市出身の吉延直章さん。飲食店やラーメン店の経営に興味を持っていたところ、友人だったラーメン店「まるにぼ」の初代店主が山口県から宮崎県に移住することを知り、店と味を引き継ぐため当時住んでいた関東から本店のある防府市へのUターンを決意したという。初代店主の下で修業を経て、今年1月に2代目として本店を受け継いだ。周南店は本店に次ぐ2店舗目。席数は、カウンター席8席、テーブル席2卓8席。
吉延さんは「ふんだんに使った瀬戸内海産煮干しのうま味を生かしつつ、煮干しが苦手な人でも食べやすいように工夫した。こってりとあっさりの両方の要素を取り入れた透き通ったスープが特徴」と話す。麺は東京都の「三河屋製麺」から取り寄せた物を使う。
メニューは、中細麺と平打ち麺から選べる「煮干しラーメン」(850円)、少し酸味を利かせたスープで食べる「つけそば」(950円)、「肉飯」(350円、大盛=400円)、トッピングに「チャーシュー」(250円)、「煮たまご」「メンマ」「シソ」「紀州梅」(以上150円)、「のり」「バター」(以上100円)を用意する。
吉延さんは「周南ではまだまだ『まるにぼ』の味を知らない人が多いと思うが、初代から受け継いだ自慢の味。締めの一杯にも適しているのでぜひ味わってほしい」と話す。
営業時間は19時~翌2時。日曜定休。