おむすび専門店「nodoka(のどか)」(周南市銀座1)が2月3日、複合施設「TOKUYAMA DECK D3(トクヤマデッキ ディスリー)」の1階に移転オープンした。
おむすびはテイクアウトにも対応する(写真提供=nodoka)
2019年4月、国指定有形文化財「旧日下医院」にオープンした同店。店主の吉田裕子さんは、老舗米穀専門店「隅田屋」(東京都墨田区)から取り寄せたおむすび用のブレンド米を使い、1升(約1.8リットル)炊きの陶器製羽釜で炊き上げたご飯のおむすびを提供してきた。手狭になったこともあり、「日常に寄り添う店を目指し、街のにぎわいづくりに少しでもお手伝いできたら」と、徳山デッキへの移転を決めた。
店舗面積は約93平方メートル。席数は、テーブル席=10席、カウンター席=8席。店内は木目を基調とし、1人客でも気兼ねなく入りやすいようにしているという。店舗中央には調理場を設置し、カウンター越しにおむすびを握る様子が見えるようにした。
メニューは、注文を受けてから結ぶおむすび3種類と玉子焼き、みそ汁がセットになった「nodokaプレート」(1,000円)。具材は、ししゃも大葉レモン、ささ身の梅肉あえ、牛肉しぐれ、辛子めんたいこ、しらすと青のりなど7種類から選べるようにした。ドリンクは静岡県産ブレンド緑茶、デカフェ緑茶(以上、450円)を用意する。
テイクアウトメニューは、おむすび(6~7種類=各220円~300円)のほか、有明海産のノリを使った「海苔(のり)弁当」(900円)、豚汁(400円)などを用意する。
デザートには豆腐白玉ぜんざい(550円)をイートインとテイクアウト共に用意する。
吉田さんは「オープンしてもうすぐ1カ月。近隣で働く女性はもちろん、年配の人のテイクアウト利用も多く驚いている。毎日食べても飽きないメニューを用意しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。
営業時間は11時30分~16時(テイクアウトは11時から)。火曜・水曜定休。