周南市の徳山動物園(周南市徳山)が6月1日、スリランカ豪雨災害の義援金受付を始めた。
同園では2013年、日本・スリランカ国交樹立60周年記念事業の一環として、スリランカゾウの「ナマリー」と「ミリンダ」の2頭が来園している。
同市は童謡「ぞうさん」の作詞家、故まど・みちおさんの出身地であり、オリジナルキャラクター「しゅうぞう」にも採用されるなどゾウは同園の象徴として人気を集めている。
同園では現在、園内に募金箱を設置し来園者に寄付を呼び掛けている。このほか、ゾウのえさやり体験参加費(300円)の一部と、限定デザインのポストカート3種類(1枚100円)の収益を義援金に充てるという。
この日は、子どもたちがニンジンやサツマイモ、牧草など、ゾウのえさやり体験を行った。同園ゾウ飼育員の柏村俊秀さんは「私たちにできることは小さいかもしれないが、少しでも協力・支援ができれば」と呼び掛ける。