「こども昭和カラオケ選手権」が5月11日、周南市銀座にある休館中の映画館「シネマ・ヌーヴェル」で開催する。主催は、周南キッズカルチャー応援団。
「昭和の歌」を通じて、次世代に昭和の活力を伝えようと企画した同イベント。予選会を通過した山口県内在住の小中学生11組が決勝に進み、昭和時代の楽曲を歌い競う。
ゲスト審査員は、昭和に活躍した「ブギの女王」笠置シヅ子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本家・足立紳さんが務める。歌唱後のトークショーでは、「ブギウギ」創作秘話や昭和歌謡の魅力について話す。
翌12日は関連イベントとして、「周南『絆』映画祭 春まつり」を開催する。足立さんが原作・脚本・監督を手がけた映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」を上映する。同作品は、昭和末期のある地方を舞台に、少年たちの葛藤と成長を描く。上映後は足立さんによるトークショーも行う。
周南キッズカルチャー応援団副代表で周南映画祭実行委員長の大橋広宣さんは「カラオケ選手権では、笠置シヅ子さんや80年代アイドルの歌を歌う子もいる。歌や映画を通して、昭和が持ったエネルギーを感じてもらえたら」と呼びかける。
12時30分開場、13時開始。「こども昭和カラオケ選手権」は観覧無料。「周南『絆』映画祭 春まつり」入場料は1000円。入場チケットは、周南市文化会館、まちのポート、スターピアくだまつ、光市民ホールなどで販売する。