周南市長穂国道315号線沿いの休耕田で7月23日、「泥んこ祭りin長穂」が開催される。主催する「長穂青年部」では現在、チーム対抗戦「泥んこロワイアル」の参加チームを募集している。
田んぼ版ビーチフラッグ「RFF(ライスフィールドフラッグ)」
今年で8年目となる同祭は休耕田を利用した地域おこしが目的。長穂地区へ足を運んでもらい、田舎の良さを五感で感じてもらうと企画した。「泥んこロワイアル」のほかにも、子どもを対象とした競技で、飛び入り参加も受け付ける「子どもどろんこあそび」や市内の飲食店や団体が出店する「旨(うま)いもの市」なども開く。
水田3面を使って行う「泥んこロワイアル」は、4人対4人のソフトバレー形式で行う「泥んこバレー」や、各チームから代表者2名が男女に分かれて戦う田んぼ版ビーチフラッグ「RFF(ライスフィールドフラッグ)」、一発逆転のチャンスがあるという「泥んこ玉入れ」の3種目で争い、合計得点が多いチームが優勝となる。
参加資格は高校生以上(保護者同伴で中学生の参加も可能)で、チーム構成は4人~8人。同青年部の國兼裕司さんは「昨年は女性だけのチームも多く、男女比は半々ぐらい。約半数が市外からで県外からの参加チームもある。参加者の平均年齢も年々下がっている」と話す。
参加費は1チーム5,000円。募集チーム数は20チームで、先着10チーム、残りの10チームは抽選。申し込みはホームページで6月25日まで受け付ける。
「参加者にはリピーターも多く、中毒性があるのでは」と國兼さん。「子どもに戻って思う存分泥にまみれて遊んでほしい」と参加を呼び掛ける。