2月15日に閉店する光市島田の子ども服店「Carrot(キャロット)」(光市島田1)が現在、「購入当時の服を着た思い出の写真」を募集している。
1981(昭和56)年に旧「ベストエブリ」内で創業した同店は、2001(平成13)年に現在の「Be-St.(ビーストリート)」専門店街に移転。神戸の子ども服ブランド「BeBe(ベベ)」を中心に婦人服などを取り扱い、長年地域住民に親しまれてきた。高齢となった店主の亀山保さん・和美さん夫妻が、健康面を考慮し閉店を決断したという。
募集しているのは、同店で購入した服を着用した当時の写真。寄せられた写真は店内に掲示し、44年にわたる思い出を振り返る。来店者には店内で記念写真の撮影も呼びかけている。
亀山さんは「子どもたちに着せたいと思えるデザインを追求し、親から子、孫へと受け継がれる品質を大切にしてきた。遠方へ嫁がれた方が帰省時にお子さんを連れて訪れたり、お孫さんへの贈り物を選ばれたりと、たくさんの思い出がある。これまで支えていただいたお客さまに心から感謝している。思い出の写真を持参してぜひ立ち寄ってほしい」と呼びかける。
営業時間は9時30分~18時。第1・第3水曜定休。