周南市の徳山動物園(周南市徳山)で7月22日、夏休み企画展「きて! みて! さわって!? うんこ展」が始まる。
「気持ち悪い生物」を世界中から集めた「ぞくぞく!ふしぎ動物キモだめし」を2013年と2014年夏に開催したほか、2015年夏に開催した「ゴキブリ展」では来場者3万人を超えるなど、SNSなどで話題を集める企画展をこれまで開催してきた同園。
企画展担当者の小田原多衣子さんは「今までのインパクトを保ちつつ、子どもたちがわくわくしながら生き物について学べる企画。『うんこドリル』がはやる前から計画・準備してきた」と話す。
内容は、恐竜時代のうんこの化石やフンコロガシの展示、実際に触ることができるゾウやキリンのふん、においを嗅ぐことができるレッサーパンダのふんも用意する。そのほか、8月12日・13日・19日・20日(受付11時~14時)は、ゾウのふんで紙を作る紙すき体験ワークショップ(1回200円)を行う。
小田原さんは「うんこは、ただ汚い、臭いというものではなく、大切な情報源。飼育員は、うんこを観察することで動物の生態や健康状態を判断する。動物によって形や大きさ、臭いも異なる。実物を目にし、観察することで、少しでもイメージが変わり、動物に興味を持つきっかけになれば」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分。夜間開園の8月11日~16日・19日・26日は20時30分まで。火曜休園。入園料は、大人=410円、学生=100円。8月31日まで。