
光市立大和小学校(光市塩田)が4月7日に開校式を行い、校歌を手がけたシンガー・ソングライターの川嶋あいさんがサプライズで登場した。
大和小学校は、塩田小、三輪小、岩田小、束荷小の4校を統合してできた新しい小学校。児童数は191人で、校舎は岩田小学校跡地を活用している。
会場には児童や保護者、地域住民ら約370人が集まり、開校を祝った。式典の最後に川嶋さんが登場し、子どもたちとともに新しい校歌「光る明日へ」を披露した。
川嶋さんは、光市出身の所属事務所社長との縁で光市に滞在した経験があり、「大切な思い出がある光市からの依頼に、運命のような縁を感じた」と話す。
校歌については、「新しい一歩を踏み出すのは怖いこと。でも自分を信じ続けることで未来は開けていく。そんな思いを込めた。この校歌が、困難に直面したときにふるさとの温かさを思い出せるような存在になれば」と話した。
校歌を歌った3年生児童は「川嶋さんと歌えてうれしかった。歌詞の『元気なあいさつと笑顔忘れず』のところが好き。新しい学校で友達をたくさん作りたい」と笑顔で話していた。