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周南・「大道理芝桜まつり」 10万株のシバザクラ植栽、満開は4月中旬

来場を呼びかける兼平会長

来場を呼びかける兼平会長

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 「大道理芝桜まつり」が現在、周南市大道理鹿野地(おおどおりかのじ)地区で開催されている。

大道理芝桜まつりのシバザクラとツルのモニュメント

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 市民グループ「大道理地域百笑倶楽部(ひゃくしょうクラブ)」が2008(平成20)年から地域おこしの一環として行ってきた同イベント。棚田の斜面など約1万平方メートルの敷地に約10万株のシバザクラを植栽している。昨年は約8000人の来場があった。

 今年は新たに、ゴルフ場から譲り受けた電動カート1台を体の不自由な人向けに無料で貸し出し、10分~20分かけてコースを一周する。電動シニアカー1台と車いす5台の無料貸し出しも行う。

 期間中、「里山カフェ」ではソフトクリームとコーヒーを販売する。「芝桜の店」では桜大福(さくらあん、こしあん)、ぜんざい、コーヒーなどの飲み物、梅干しなどを販売する。19日・20日は「中須棚田清流の会」による餅つきを行う。

 大道理地域百笑倶楽部の兼平会長は「今年は例年より約1週間開花が遅く、現在4分咲き。19日・20日ごろ満開になるのでは。枝垂れ桜や菜の花、シバザクラを一つの画面に収められるのが見どころ。棚田の斜面に屏風のように咲く芝桜や水田に映る景色など、ゆっくり味わってもらえたら」と話す。

 同倶楽部では、来場時に緑化協力金300円の寄付を呼びかけている。5月6日まで。

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