
「高瀬の旬をクィーン祭」が4月20日、周南市和田地区の高瀬集会所(周南市高瀬)周辺で開催される。主催は「和田の里づくり推進協議会」。
1988(昭和63)年から開催する春の恒例イベント。コロナ禍で一時中止となっていたが、一昨年から「高瀬の春を緩やかに過ごしてもおう」と再開した。34回目を迎える今回は、キッチンカー2台を含む飲食店8店の出店、地域バザーのほか会場に隠した文字を探すラリー「探してみん祭」、健康チェックなどの催しも行う。
8店が提供するのは、特産品「わさびの醤油(しょうゆ)漬け」、地元のサツマイモを使った「焼き芋」、藤井牧場(和田)の牛乳を使ったジェラテリアクラキチのジェラート、お好み焼き、カレー、焼き鳥、ぜんざいなどのほか、地域で採れた野菜。地域バザーでは、和田小学校の児童がスタッフを務め、遊休品や地域の人が作製した革製品を販売する。
14時からは、カットした竹を使うボウリング「ポンポラボウリング」を開催。竹にご飯を詰めて炊く「ポンポラ飯」にちなんだ遊びで、以前の「クィーン祭」で行われていた催しを復活させた。14時30分からは餅まき大会を行う。
同協議会会長の佐藤貴志さんは「春の高瀬の魅力をゆっくりのんびりと感じてもらいたい。おいしい物を食べて自然の夕景に癒やされ元気になってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~15時。