
環境をテーマにしたイベント「アースデイ周南」が5月11日、晴海親水公園(周南市晴海町)で初開催される。
「アースデイ」は、1970年4月22日に米国で始まった環境問題への意識を高めるイベント。毎年4月22日を「地球の日」とし、世界各地で、地球環境を守るためのイベントや啓発活動が行われている。アースデイ周南を主催するのは「ワンオリジン」。中本督将さんと佐伯直也さん、仲子晋示さんの3人が昨年結成したイベント企画グループで花火や音楽イベントなどを企画運営している。
当日は、約10店が飲食物や雑貨などを販売する「地球マルシェ」を開く。会場にはステージを設置。大学生がDJ演奏を披露する。ステージでは「大声コンテスト」も行う。「母の日」にちなみ、家族への感謝の気持ちを叫んでもらう。
地球マルシェに出店するのは、「おやつの鯨鯢(げいげい)・はいじ珈琲(コーヒー)洋裁店」(焼き菓子・コーヒー・衣服)、「Sew」(古着)、「Lumisa」(ふんぱん・ふんどし)、「旅する雑貨店Hutte(ヒュッテ)」(カゴ・雑貨・古道具)、「走る箸(はし)る食堂ハラヘッタ」(おつまみセット)、「Suzume Stand」(オリジナルドリンク)、「ダラハラ」(スパイスカレー、ジャークチキン、チャイ)、「moon bagel」(ベーグル)、「田原清香園茶舗」(抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ)、「SUGAR SUGAR cafe」(クッキー)、「雑貨ゆんるり」(シーグラス雑貨作り体験)など。
3人は昨年、山口市で開催された「アースデイやまぐち」にボランティアとして参加。地球の日の存在を知り、身近な自然や環境について考える時間の大切さを感じたことから、「自分たちで開きたい」とこのイベントの企画を進めたという。イベントのテーマは「〇(マル)」。「音楽でつながり、アートで巡る。そんな地球は青くて丸い」をコンセプトに掲げる。
中本さんは「自分たちと同世代の若者が、地球や地域のことを考え、行動するきっかけになれば。いずれはアースデイのフィナーレに周南で花火を打ち上げられるイベントへ成長させたい」と意気込む。
開催時間は11時~17時。