
家庭料理店「obanzai-ゆきのなえ」(周南市飯島町2)がオープンして1カ月がたった。
元介護士の宮崎早苗さんと娘の雪乃さんが運営する同店。8月1日に青空公園前に開店した。店名は2人の名前を組み合わせて名付け、コースターには雪乃さんの5歳の娘が描いた似顔絵を採用し、家族で協力して店づくりを進めているという。
店舗面積は約46平方メートル。席数は、カウンター=8席、テーブル=2席。2階には最大8人で利用できる個室を備える。カウンターに並べる毎日3、4品の日替わりおばんざい(350円)は、煮物やあえ物などを早苗さんと雪乃さんそれぞれが持ち寄っている。
このほかには、「だし巻き卵・牛肉しぐれ」(850円)、「鹿野ファームのボロニアハムステーキ」「鶏の唐揚げ」「トマトとチーズのカプレーゼ」(以上、700円)、「アスパラの豚巻き」「ごぼうのから揚げ」(以上、600円)、「長芋ポン酢」(400円)などをそろえる。
「1カ月たってようやくお客さまと会話を楽しむ余裕も出てきた。『ただいま』みたいな感じで、家の延長のようにゆっくり過ごしてもらえる店にしたい」と早苗さん。雪乃さんも「ふらっと立ち寄ったお客さま同士も気付けばカウンターで仲良くなっている。そんな様子を見るのがうれしい」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~23時。日曜・月曜定休。