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徳山駅前図書館の蔦屋書店にアイヌ文化テーマの特設コーナー

コーナーを紹介する村井慶店長

コーナーを紹介する村井慶店長

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 アイヌ文化や北海道への旅をテーマにした特設コーナー「UPOPOY LIBRARY(ウポポイ ライブラリー)」が現在、蔦屋書店 周南市立徳山駅前図書館(周南市御幸通)1階に設けられている。

ウポポイギャラリーの様子

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 同図書館が公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市)と連携して開設。同財団はアイヌ文化の復興と創造を目的に2020年に開設された「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(北海道白老町)を運営している。書籍を通してアイヌ文化への理解を深めてもらうとともにウポポイへの関心を高め、送客を目指す。

 特設コーナーでは、蔦屋書店スタッフとウポポイ職員が選んだ関連書籍15種類ほどを紹介。ジャンルはアイヌ文化の伝承や北海道の自然・旅など。エッセーやコミックもそろえる。ウポポイの紹介パネルを展示し動画を流す。併設のクイズコーナーでは動物の名前を通じてアイヌ語を学んでもらう。

 同図書館の村井慶店長は「まずはアイヌ文化を知る入り口として、気軽に立ち寄ってもらえたら。今後も文化や地域の魅力を紹介する企画を続けていきたい」と話す。

 開催時間は8時~22時。10月27日まで。

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