周南市の生涯学習拠点施設「学び・交流プラザ」(周南市中央町4)で8月24日、「ロボットづくり教室」が行われた。
同市内に住む小学1年生から中学2年生まで25人が参加した同イベント。
この日は、徳山工業高等専門学校の学生のサポートで、ピンポン玉を集めて運ぶロボットと、ピンポン玉を受け取り標的に向かって発射するロボット、2種類を製作した。電動糸のこやボール盤でパーツを作成したり、各部品を基盤にハンダ付けしたりする細かい作業に子どもたちは悪戦苦闘しながらも、ロボットを完成させた。
ボールを運ぶロボットを製作した小学3年生の衛藤悠良くんは「穴をあける位置を間違えたため組み立てるのが難しかったが、楽しかった」と笑顔を見せていた。
徳山工業高等専門学校の藤本浩准教授は「ものづくりを楽しんでもらい、子どもたちの『理系離れ』を防いでいきたい。最終的には徳山高専に入学してもらえれば」と話す。
この日製作した2種類のロボットは、11月4日に徳山工業高等専門学校で開催される「周南ロボコン2017」に出場することも可能という。