徳山大学(周南市学園台)で9月27日、連続講座「周南地域観光塾」が開かれる。
徳山大学と周南観光コンベンション協会(周南市みなみ銀座1、TEL 0834-33-8424)が共同で企画する同講座。複数の団体による連携地域づくり活動をサポートする周南市の「共創プロジェクト」の採択事業の一環。
講座は全3回で、観光素材の発掘と着地型旅行商品の造成を図るのか目的。対象は、周南地域(周南市・下松市・光市)・防府市に在住する観光に興味・関心を持つ事業者や市民で、講義やグループワークなどを通じ、観光素材や体験メニューの新規開発やブラッシュアップを目指す。
講師は、旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品を開発するほか、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務めるオダギリサトシさん。オダギリさんは、大阪で15年前から地域振興のための着地型観光に取り組み、現在は年間40万人以上の観光客の受け入れを行っている。
同協会の向上潤さんは「周南エリアはポテンシャルも高く、まだまだ魅力ある観光商品が開発できる。ただ学ぶだけではなく、参加者同士のネットワークを構築し、ビジネスとしてつなげていきたい」と話す。
開催日は9月27日・10月11日・25日。開催時間は18時~21時。参加費3,000円。定員は20人。要事前申し込み。周南観光コンベンション協会では現在、電話やファクスでの申し込みを受け付けている。締め切りは9月13日。