「ギャラリー まねき猫や」(下松市桜町1、TEL 0833-45-2523)で9月23日から、招き猫などネコにちなんだ現代アート作品展「来る福招き猫祭り in 山口」が開催される。
マトリョーシカのように4体の招き猫が入る「はりこーシカ 招き猫」
9月29日は「来(9)る福(29)(くるふく)」と縁起良く読めることから、招き猫の愛好家団体「日本招猫倶楽部」が1995年に制定し日本記念日協会に正式登録した「招き猫の記念日」。年に一度、招き猫に感謝する日としてこの日を中心に作品展を開き、今年で21回目となる。
出展作家は、有田ひろみさん、ちゃぼさん、石渡いくよさん、エサシトモコさん、岡村洋子さん、小澤康麿さん、小島美知代さん、小紅さん、酒井聖洋さん、蝉丸さん、なつめみちこさん、ひがしりょうこさん、松本浩子さん、水谷満さん、宮地乃梨子さん、もりわじんさんの15人。
招き猫をはじめ、羊毛フェルト、陶芸、友禅染絵などのアート作品や、手ぬぐい、トートバッグ、ポチ袋、カレンダーなど生活雑貨など約1000点を展示・販売する。招き猫の販売価格は、1,000円台から50万円台まで幅広く取りそろえる。
9月29日からは、招き猫の日記念イベントとして渡辺志野さんのネコの陶印を集めた個展「猫町福印堂」を開催する。
同ギャラリーオーナーの中川美穂さんは「右手を挙げている招き猫は金運、幸運を招き、左手を挙げている招き猫は人を招くといわれている。アート展では、かわいいものから芸術的なものまで、さまざまな作品がそろう。この機会に招き猫の奥深さを知ってほしい」と話す。
営業時間は10時~17時。10月15日まで。