「ボートレース徳山」(周南市栗屋、TEL 0834-25-0540)で10月9日、中央スタンド完成を記念してオープニングイベントが行われた。
旧施設の老朽化と耐震対策に伴い建て替えた新中央スタンドは6階建て3200平方メートル。1階フロアは、競艇レース観覧用ウッドデッキ、トークショーやイベントに活用できるステージや大型モニター、吹き抜けのラウンジスペースを備える。2階は記載台付き観覧席205席、カフェ・売店、3階は、ファンと選手の交流や初心者向けや地域のイベントなどに活用できる特別観覧席「ROKU」を備える。総事業費は29億6700万円。
関係者約200人が出席した記念式典では、テープカットの後、ボートレース若松で8月に第63回ボートレースメモリアルでSG初制覇を果たした岩国市出身のボートレーサー・寺田祥選手のトークショーや、お笑い芸人のAMEMIYAさん、キンタローさんによるお笑いライブなどが行われ、多くのファンや家族連れでにぎわった。
木村健一郎周南市長は「新スタンドはボートレースの楽しさ、ワクワク・ドキドキを感じてもらえる施設。競艇事業の収益金は周南市の子育て支援事業に役立られており、さらなる収益向上で地域に喜ばれるレース場を目指したい」と話す。
同施設では来年6月、64年ぶりとなるSGレース開催も決定している。