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徳山駅前に「ツタヤ図書館」 内部公開、書架をモチーフにした壁面アートも

施設内の様子

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 JR徳山駅前の「周南市立徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設」「周南市立徳山駅前図書館」のオープンを2月3日に控え、同1日、報道関係者向けに内部が公開された。

「ツタヤ図書館」幅18メートル、高さ5メートルの壁面アート

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 にぎわいと交流を創出することを目的とする同施設は、蔦屋(つたや)書店とスターバックスコーヒーを併設する徳山駅前図書館を中心に、交流室、市民活動支援センター、飲食店のフタバフルーツパーラーなどで構成。JR徳山駅と直結した利便性を生かし、年間120万人の利用を見込む。同図書館をはじめ施設全体の管理運営は、TSUTAYAを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」が行う。同社が運営する通称「ツタヤ図書館」は、岡山県高梁市に続き全国5館目。

 フロアは3層構成で、総延べ床面積は5256平方メートル。図書館区画の資料点数は6万1250点。2階にキッズライブラリー、3階には社会人のビジネス利用や学生の持ち込み学習利用が可能なスペースを用意。総席数は550席で、そのうち約130席で電源コンセントの利用が可能。館内は1回につき120分間無料で利用できるWi-Fiを完備する。

 蔦屋書店では、駅直結となる2階エントランスでは土産などの地域物産品も販売、1・2階では、雑誌や最新の書籍など6万冊以上を取りそろえ、図書館の補完機能を果たす。

 1階と2階をつなぐ階段横には、幅18メートル、高さ5メートルの壁面アートを展示する。書架に並ぶ本をモチーフに、背表紙の一つ一つに家やそこに暮らす人々のイラストを描き、個々の多様性を認め、尊重し合いながら共生することの大切さ表現する。アーティスト・アトリエnonの徳原望さんの絵を中心に手描きで複写し制作した。

 CCC公共サービス企画カンパニー社長の高橋聡さんは「この施設のコンセプトは『未来の私に出会う場所』。本やイベントを通じ、学び・文化との交流と駅前周辺、街全体ににぎわいを広めたい。未来に向けての活力が生まれる場所を目指していきたい」と話す。

 図書館、カフェ・書店共に年中無休で営業。図書館・市民活動センターの開館時間=9時30分~22時、蔦屋書店、スターバックスの営業時間=8時~22時、フタバフルーツパーラーの営業時間=平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=10時~22時。

 初日3日は、9時20分からテープカット、全施設9時30分のオープンとなる。

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