光市の社会福祉法人「光あけぼの園」(光市木園1、TEL 0833-74-3333)に併設する福祉ショップ「はんぷ工房 結(ゆい)」で3月1日、「オープン5周年記念祭 ウェルカム!」が始まった。
刺しゅうや縫製などを得意とする利用者よるバッグ製作グループ「はんぷ工房 結」が運営する直売店。2012年9月にオープンし、毎年3月に記念祭として同イベントを開いている。
期間中は、同店の新作バッグや「周南あけぼの園・アトリエnon」(周南市)とのコラボ商品、県外障がい者福祉施設のアート作品やデザイン雑貨などの商品販売も行う。参加施設は「Good Job!センター香芝」(奈良県)、「MUKA」「工房まる」(以上、福岡県)、「れもん徳島アートスタジオ」(徳島県)、「ともにアート」(北海道)、「ぱにーに」(鳥取県)の6施設。
5周年を記念して昨年募集した「夢のバッグ デザインコンテスト」の入賞作品を展示・販売する。応募82作品の中から選ばれた最優秀作品は、岩田橙子ちゃん(5)が電車の好きな弟のために考えた「がんとくせんバック」。JR岩徳線の車両の形をしたショルダーバッグで、窓の部分には小さなポケットが付いている。現在、商品化に向け製作中で販売価格は未定。
11日にはまき窯ピザ販売の「フェリーチェ」(岩国市)、米粉おやつ販売の「おやつ工房haru・米」(下松市)、パン販売の「フラワー・フレンド」(田布施町)などが移動販売を行うほか、刺しゅうの実演や、「夢のバッグ デザインコンテスト」の表彰式も行われる。
営業時間は平日=10時~17時、土曜=10時~16時30分、3月11日=10時~16時。3月11日以外の日曜と祝日は休み。今月31日まで。