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下松フィルム・コミッションの自主制作映画 吉本住みます芸人や市民ら出演

映画の様子。主人公の妹は笠戸島でレモン農家を営む

映画の様子。主人公の妹は笠戸島でレモン農家を営む

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 下松市の「MOVIX周南」(下松市中央町)で3月9日、下松フィルム・コミッション(FC)の自主制作映画「ただいま!」の関係者向けの試写会が行われた。

トークショーの様子 渡辺熱さんと元木行哉さん

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 同作品は、下松の魅力発信を目的とした自主制作映画で、同FCの4作目。監督・脚本は、同FCが初めて誘致した映画「OYAKO」で脚本を務めた演劇ユニット「デッドストックユニオン」主宰の渡辺熱さん。主演は「OYAKO」や自主制作映画「恋」などにも出演した元木行哉さんが務めた。同ユニットメンバーや吉本住みます芸人の山口ふく太郎・ふく子さん、どさけんさんらが脇を固め、市職員や市民エキストラ約200人も参加した。作品は55分。

 ストーリーは、芸人の道を諦め故郷の下松に帰ってきた主人公が、市の地域振興課の臨時職員として「市民を笑顔にする」ミッションを進めるうちに、人の温かさに触れて再生していく内容。

 渡辺さんは「この作品は、これまで下松での映画制作に関わり、毎回温かく迎えていただいた中でインスパイアされてできた作品。『お帰り』『ただいま』と笑顔で迎える姿は、世界中どこでも共感してもらえる。下松の魅力、素晴らしさと共に全国、世界に発信していきたい」と話す。

 作品は4月19日~22日に沖縄県で開催される第10回沖縄国際映画祭の地域発信型部門に出品するほか、市内での上映会や各地の映画祭に出品も予定する。

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