周南の企業が「黒糖のど飴」発売 ダチョウの卵から抽出した抗体利用

商品を持つ吉本室長と同研究室の足立和英特任助教

商品を持つ吉本室長と同研究室の足立和英特任助教

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 周南の環境・リサイクル企業「中特ホールディングス」(周南市久米)が4月2日、「ダチョウ抗体」を配合した「黒糖のど飴」を発売した。

ダチョウの卵と「花の粉バリア黒糖のど飴」パッケージ

 同社は廃棄物収集運搬、産業廃棄物処理など環境・リサイクル事業に取り組む中特グループの中核企業。2012年からダチョウ7羽(オス2匹、メス5匹)を飼育し、市内スーパーなどから排出される野菜くずなど食品残さを飼料として活用した食品リサイクル事業を進めている。

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 同社で収穫する年間200個の卵を活用し、ダチョウ研究の第一人者とされる京都府立大学動物衛生学研究室の塚本康浩教授と共同で商品の開発を行っており、2014年にはダチョウの卵から抽出した抗体を使いハウスダスト対策用のスプレーを商品化した。

 黒糖のど飴は、ダチョウの卵から抽出する花粉アレルゲン(スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネ)に対する「ダチョウ抗体」を配合する。

  同社企画広報室長の吉本妙子さんは「花粉症に悩む方が多いこの季節、少しでも多くの人の助けになれれば」と話す。

 価格は1袋15粒入りで1,080円。同社店頭やJR徳山駅近くの周南市特産品セレクトショップ「まちのポート」、インターネットなどで販売する。

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