下松市出身の漫画家・林聖二さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載する漫画「ジモトがジャパン」の単行本が1月4日に発売され、サンリブ下松店内にある「ブックランド都野 サンリブ下松店」(下松市南花岡6、TEL 0833-45-1301)の店頭に並んだ。
昨年9月15日に連載を始めた同作品。47都道府県全てを愛する「日ノ本(ひのもと)ジャパン」が、全国の土地土地で編み出した47の秘伝の拳・都道府拳を操りながら学園生活を送るストーリー。各地の名産名所、出身者などのご当地ネタを面白おかしく伝えるギャグ漫画。
昨年12月22日に開催された「ジャンプフェスタ2019」では、「史上最速!?」となるテレビアニメ化が発表された。同社広報によると「詳しい記録が残っていない部分もあるがジャンプ50年の歴史の中で、異例のスピードというのは間違いない」と話し、林さんは「ありがとうアニメ化!おそらく全地元で一番驚いているのは僕でしょう!ジャパンの地元愛をアニメでも見逃すなー!!」(原文ママ)とコメントする。
連載開始時から特設コーナーを設ける同書店の浅田光範店長は「単行本化に加え、アニメ化まで早々に決まり驚いている。さらに人気となり、長く愛される作品となってほしい。これからもジモトから応援し続けたい」と話す。「次は下松ネタにも期待したい」とも。
単行本は、475円。ウェブ版「ジャンプ+」で連載された「地球人間 テラちゃん」も同時収録される。アニメの放送開始予定は4月。