周南市立徳山駅前図書館の来館者数が300万人を突破し、8月18日に記念セレモニーが開かれた。
8月9日から運用を始めた北口駅前広場の噴水 子どもたちが水遊びする様子も
同図書館を中心に、蔦屋(つたや)書店やスターバックスコーヒー、交流室などで構成する「周南市立徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設」。当初、年間来場者数を120万人と計画していたが、駅直結の利便性を生かし、開館1年となる今年2月に200万人、今月14日に300万人を突破した。
18日は、最長9連休となったお盆休み最終日となり、キャリーバッグや土産の紙袋を手に持つ帰省客や家族連れなどでにぎわう中、記念セレモニーが開かれた。
櫻澤圭一館長は「こんなに早いタイミングで300万人を迎えることができ、とてもありがたく思うし、皆さまに感謝したい。図書館サポーターをはじめ、商店街や学校、企業さまの皆さまにご協力いただきながら、にぎわいを市内全域に広げていきたい」とあいさつ。
藤井律子周南市長は「秋には北口駅前広場が完成する。鉄道やバスなどの交通の結節点としての利便性が増し、ますます多くの皆さまがこの施設に集い、名前の通り中心市街に、にぎわいと交流を創出してくれる場となることを期待している」と話した。
セレモニー後、来館者100人に記念品を配布、音楽ユニット「H♪KaRi(HIKARI)」による演奏会が開かれ、華を添えた。