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JR光駅に専門学生が季節の壁面装飾 物語を想像しながら話がはずむ作品

製作途中の作品を持つ専門学生

製作途中の作品を持つ専門学生

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 JR光駅(山口県光市虹ヶ浜3)に11月30日、YIC保育&ビジネス専門学校の学生による12月の壁面装飾作品が飾られた。

完成した壁面修飾作品を持つ専門学生

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 同校こども学科1年生21人の学生が3人ずつグループを組み、その月のテーマに沿った作品を「YIC季節めぐり物語」として発表。9月からJR西日本の協力のもとJR光駅の待合室壁面に毎月展示している。

 同校教員の中村美智子さんは「ただ作るだけではなく、学生たちに壁面装飾の意味知ってほしい」と話す。「作品には物語が必要。いろいろなストーリーを想像しながら話がはずむ作品を作ることが大切。ハードルは高くなるが、高齢者から子どもまで、いろいろな世代が利用する駅に展示することを意識して学生たちに作品を作ってほしい」とも。

 作品の大きさは横330センチ、縦78センチ。西村梨楠さん、村田茉優さん、椙原実沙季さんの3人による作品。動物の子どもたちがクリスマスの夜のサンタを待ちながら雪だるまを作る様子や正月に羽子板で遊ぶ様子。椙原さんは「いろいろな話を作ってほしいので、目の表情や手足に動きを工夫した。多くの人に見てもらいたい」と話す。

 JR光駅を毎日通勤に使う30代女性は「毎月変わる壁面装飾を楽しみにしていた。季節の変化と動物たちの優しい作品にほっこりする」と話す。

 中村さんは「保育士になるためには壁面装飾大切な技術。子どもたちに考えさせることが重要。想像力をつけ夢を与えられる保育士になってほしい」と話す。

 展示は12月末までを予定。

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