![木工職人の須田さん(右)とスタッフの石丸さん(左)](https://images.keizai.biz/shunan_keizai/headline/1573212033_photo.jpg)
下松駅北の酒バー「ひとさじ」(下松市北斗町2 TEL 0833-41-2523)が11月1日、だし料理店としてリニューアルオープンした。
オーナーは、内装やオーダーメード家具・建具を手掛ける「ものさし」(下松市栄町2、TEL 0833-57-5783)の木工職人・須田浩史さん。今年4月末に日本酒バーとしてオープンした同店。日本酒や焼酎をメインにおつまみを提供していたが、料理も一緒に提供してほしいという客の要望に応え、調理人をスタッフに加え、だし料理や日本酒に合う一品料理を提供する。
店舗面積は10坪。席数はカウンター席8席、個室1室7席の計15席。須田さんが「『ものさし』のショールームのつもりで作った」という店内は、木の風合いを生かし和モダンの雰囲気を演出する。カウンターや建具、酒を並べる壁面収納をはじめ、メニューボードやトレー、メニュー立てなど細部までこだわったという。
一品料理には、酒かすの白あえ(400円)、長州どりのしっとり蒸し、ナスの白みそ炒め(以上、600円)、小松菜とおあげの炊きもの(500円)、季節のかき揚げ、鹿児島豚の角煮(以上、800円)など約20種類、おでんは卵やコンニャク、きんちゃくなど定番メニューから黒毛和牛やだし巻き卵、1玉丸ごと煮込んだトマトやタマネギなど15種類(200円~1000円)を用意する。
ドリンクは、日本酒は原田、獺祭(だっさい)、貴、東洋美人など県内の蔵元を中心に15種類(600円~800円)そろえるほか、ビール、焼酎、ワイン、オリジナル焙煎(ばいせん)のコーヒーなどを用意する。
調理・接客を担当する石丸陽子さんと市川信子さんは「風味とコクが広がるだしをたっぷり使い、素材の味を生かした料理を提供していきたい」「木のぬくもりが感じられる落ち着いた和空間でお酒と料理を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は18時~24時。日曜定休。