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周南・遠石八幡宮で新春準備 令和初の三が日に備え、学生の巫女13人が研修

装束の着方を習う学生の巫女

装束の着方を習う学生の巫女

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 周南市の遠石八幡宮(周南市遠石)で12月25日、初詣客を迎える巫女(みこ)の研修会があり、地元の女子高生らが巫女の心構えや作法などを学んだ。

不慣れな手つきで装束を着る学生の巫女

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 正月三が日、約20万人の参拝客を見込む同神社。毎年希望者を募り、アルバイトの巫女を雇用している。

 同日は、徳山高校や下松高校、防府商工などの女子高生らの計27人のうち13人が参加。宮司の黒神直大さんが「これから体調に気を付けてもらって、遠石八幡宮の顔として笑顔で元気に初詣に来られる方をお迎えしていただきたい」とあいさつした。

 巫女の橋本静香さんら2人から、白衣・緋袴の着替え方や畳み方を教わった後、同神社の歴史や施設の説明を受け、作法や立ち振る舞いなどを習い、迎春の準備を整えた。

 初めて参加する高校2年生の伊ヶ崎琴美さんは「中学生の時、職業体験で巫女さんとして千歳飴の準備を手伝い、他の仕事もしてみたいと思い応募した」と話し、高校3年生の松永萌花さんは「今回で3回目。参拝者から労いの言葉をいただいたり、話し掛けてもらったり、いろんな人とコミュニケーションを取ることができて楽しい。今年で最後になるかも知れないが、気を引き締めて努めたい」と意気込む。

 学生の巫女は26日から交代制で正月に向け縁起物の準備を行い、三が日は破魔矢やお守りの授与などを担当する。

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