梅の名所として知られる冠山総合公園(光市室積村)で2月15日から、「第33回梅まつり」が開かれる。
菅原道真を祭る冠天満宮に隣接する同園には100種、約2000本の梅が植えられており、毎年梅の花が見頃を迎える2月中旬から3月初旬にかけて梅まつりを開催している。昨年の来場者数は7万7700人。
例年、早咲きの梅は2月上旬、遅咲きの梅は3月上旬からと時期をずらして見ごろを迎えるが、今年は暖冬の影響で1月末から、園内の早咲き、中咲き、遅咲きの梅が一気に花が咲き始めている。
同園スタッフの福永千恵さんは「園内の梅は全部そろって咲くこと自体が珍しいので、早めに見物に来てほしい」と呼び掛ける。
初日の15日は12時から、オープニングイベントとして聖光高校箏曲(そうきょく)部による演奏、光井小学校子ども太鼓による演奏、餅まきなどを行うほか、毎週末、ダンスパフォーマンスや音楽ライブなどのステージイベント、地元高校や抹茶教室による茶席、フリーマーケットなどを行う。
梅まつり期間中、土曜・日曜のみ別途入園料(100円)が必要。3月8日まで。