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徳山動物園で「60周年記念ポスター」表彰式 休園明け、ツヨシの献花台設置も

(左から)最優秀賞に選ばれた三分一さんと豊田さん

(左から)最優秀賞に選ばれた三分一さんと豊田さん

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 周南市徳山動物園の「開園60周年記念ポスター」の表彰式が3月30日、徳山動物園で開催された。

亡くなったマレーグマの「ツヨシ」の献花台

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 今年3月20日に開園60周年を迎えた同動物園の周知を目的とした同企画。県内外で活動するデザイナーや社会人、小学生、専門学生、主婦などから105作品が寄せられた。一次審査で選出された10作品が同動物園と徳山駅前図書館に展示され、利用者らがそれぞれ好きな作品に投票した。

 投票総数は2962票。最多得票872票を獲得した周南市在住のクリエーティブデザイナー・三分一幸治さんが最優秀賞を受賞した。優秀賞は、YICキャリアデザイン専門学校の豊田野乃華さん(504票)と愛知県在住の会社員、山下嘉久さん(343票)が選ばれた。

 たくさんの動物の写真を配置し「空を飛んでいる」ように泳ぐペンギンの様子をポスターで表現した三分一さんは「自宅でヤギを飼うほどの動物好きで、月に一回はカメラを持って動物園に足を運んでいる。子どものころから慣れ親しんだ動物園の60周年を祝うポスターに選ばれ光栄。これを機会に、進化し続ける動物園をいろいろな人に見に来ていただけたら」と話す。

 ポスターは今後、市内の公共施設や希望する事業所や飲食店などで展示する予定。

 同園は、新型コロナウイルスの感染防止策として3月4日から閉園していたが、3月27日に開園した。3月20日に開催予定だった60周年の記念式典やトークイベント実施は未定。

 現在、中央広場には、3月2日に亡くなったマレーグマの「ツヨシ」の献花台を設置。訪れたファンらの花束やツヨシの大好物だったハチミツが供えられている。

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