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周南・老朽化進む古川跨線橋、架け替え工事で10年間通行止めへ

16本の線路を跨ぐ古川跨線橋

16本の線路を跨ぐ古川跨線橋

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 周南市が4月20日、新南陽地区にある「古川跨線橋(こせんきょう)」の架け替え工事に伴う通行止めを6月30日正午から行うと発表した。

古川跨線橋の下を走る山陽本線

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 JR山陽線や貨物線など計16本の線路をまたぎ、県道徳山新南陽線(産業道路)と県道下松新南陽線(旧2号線)を結ぶ同跨線橋。1964(昭和39)年の架設から55年を超え、老朽化や耐震性に問題があったことから、新しい橋に架け替ることになった。日中は鉄道運行のため夜間の作業が多くなり、撤去に5年、架設に5年と約10年間を要するという。総事業費は60億円。

 当初、通行止め開始は5月中旬を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止により説明会開催を中止したことに伴い、施工計画などの周知に十分な期間を確保するため、6月30日から通行止めを始めると決定した。

 通行止めとなる区間は、川手交差点から野村三丁目交差点までの約400メートル。工事期間中は、古泉交差点に負荷が集中し渋滞の恐れがあるため、市では、臨海部企業通勤者らに周南大橋経由の通勤ルートの転換を呼び掛けるほか、御影大橋、古市大橋、若山大橋の利用を推奨している。

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