新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月6日から自主休業をしていた温浴レジャー施設「くだまつ健康パーク」(下松市平田)が5月11日、一部施設を除き営業を再開した。
営業を再開するのは、浴場・サウナ、食事所、整体・マッサージのみで、宿泊室、芝居会場、映画館、岩盤浴コーナー、酸素カプセル、仮眠室、キッズパークなどは引き続き閉鎖する。営業時間は10時~22時と1時間短縮。料金は、フリータイム=通常1,628円のところ、990円に設定する。時間制は1時間=660円。
体調不良な人、県外在住者、県をまたいだ移動をした人の入場を禁止。使用できるロッカーの数を8割以上削減し、入場者数を制限する。館内では、感染対策として消毒や換気対策を徹底した上、従業員はマスクを着用し、受付では足形の表示でソーシャルディスタンスを確保、カウンターには飛沫防止のシートを設ける。
北谷博幸支配人は「大衆演劇公演の再開の見通しも立っていない。県外からのお客さまや演劇を楽しみにしているお客さまには心苦しいが、一日も早く終息を願っている」と話す。
同施設と同じくツルガハマランドが運営する「くだまつスポーツセンター・ボウリング場」も11日に営業を再開した。