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周南・金剛山でシークレット花火 新型コロナ収束願い、元気を届ける

金剛山の夜空に輝く花火(写真提供:メープルヒル)

金剛山の夜空に輝く花火(写真提供:メープルヒル)

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 周南市の金剛山にあるガーデンレストラン「MAPLE HILL(メープルヒル)」で6月1日、新型コロナウイルスの収束を願い花火が打ち上げられた。

ライトアップされたガーデンレストラン「MAPLE HILL」

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 日本煙火協会の青年部が、全国の人たちに希望と元気を届けようと企画した「全国一斉悪疫退散祈願Cheer up!花火プロジェクト」。山口県4事業者を含む全国160社以上の花火業者が賛同し、同日20時、3密を避けるため開催場所は明かさず全国一斉に、花火を打ち上げた。

 周南市で打ち上げたのは岩国市の花火業者「カイシマエンタープライズ」。海嶋祐之社長は、打ち上げ場所の確保に苦労したというが、高台に位置し地域の人に見てもらいやすく、ガーデンウエディングで花火の打ちげ実績があった同レストランでの打ち上げを決めたという。

 同日、同レストラン敷地内の丘から、医療従事者への感謝を込めた「青色の花火」を含む20発の花火を披露。この日、営業を再開したという同レストラン・常務の田中孝之さんは「誕生日祝いとしてディナーを楽しまれていたお客様もおり、突然の花火に大変喜ばれていた」と笑顔をのぞかせる。

 岩国市や萩市、広島、島根などの6カ所で花火を打ち上げた同社。海嶋さんは「自粛が続き、どうしても下を向きがちだが、花火を見上げて皆さんに笑顔になっていただけたら」と話す。

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