徳山大学(周南市学園台)の学生ボランティアらが8月25日、周南市役所周辺で清掃活動を行った。
同活動は、徳山大学のボランティアサークル「TUボランティア」が、新型コロナウイルスの影響でさまざまな活動が制限される中、学生でも、街のためにできることがあるのではと企画した「街を元気に!!プロジェクト」の一環。学生の思いを受け、同大学地域共創センターが周南市に相談。街の清掃活動に取り組む日本たばこ産業(JT)と周南市が趣旨に賛同し、協力することとなった。
この日は、周南市役所エントランスで藤井律子周南市長の激励を受けた後、学生13人をはじめ、JT山口第二支店(山口市)の社員や市職員、市議会議員ら約30人がゴミ拾いに出発。炎天下の中、学生らは大量の汗をかきながら、JR徳山駅までの約1キロを歩き、ペットボトルや吸い殻、枯れ葉など10袋のゴミを拾い集めた。
徳山大学経済学部2年の太野甲士郎さんは今後の取り組みについて、「第一弾となった清掃活動をはじめ、中山間地域での活動や留学生を含めた地域交流など、学生が主体となって街を元気にする活動に取り組んでいきたい」と話す。