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光市室積にボルダリングジム 自社開発の大型ホールドやボルタリングタワーも

大型ホールド「ボリューム」

大型ホールド「ボリューム」

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 光市室積の漁港前に3月3日、ボルダリングジム「JAPPAAAN(ジャッパーン)光市室積本店」(光市室積2、TEL 0833-48-9994)がオープンした。

ボルダリングジム「JAPPAAAN」店内の様子

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 プロクライマーとして30年間ボルダリングの世界で活動してきた取締役の三由野(みよしなお)さんが監修する同ジム。昨年10月にオープンした北九州市のリバーウォーク店に次ぐ2店舗目。クライミングウォールのデザインやホールドやフロアマットの開発などを手がける同社のショウルームしても活用する。

 店内には、約300平方メートルの面積、傾斜角度85度~160度のウオールを設置する。同店の特徴が独自開発した半球や半円柱、三角錐の形をした大型ホールド「ボリューム」と高さ5メートル、直径1.7メートルの「ボルタリングタワー」など自社製品の設置する。

 三由さんによると「ボルダリングで使われるホールドなどは、ほとんどが海外製。地元企業であるFRP製造「環境造形」(周南市古泉)との連携で周南発、世界初の商品を発表していきたい」と新しい商品の開発に取り組む。

 「小さいホールドを使うボルダリングは、スポーツ的な発想、筋力さえあれば登ることができる。ボリュームは、手足の力ではなく、パズルのような発想で肩やひざ、背中など体全身を使って、『木登り』のようにのぼる必要がある。正式種目に採用された2020年の東京オリンピックでもボリュームが採用されるのでは」と話す。

 ボルタリングタワーは、特許出願中のオリジナル商品。高さ1メートルのタワーを積み上げることで最大10メートルまで自立式タワーを設置できる。移動や設置が簡単で音楽フェスなど屋外のイベントなどでも採用されているという。

 三由さんは「ボルダリングの魅力はなかなか登れない岩を何度も何度も落ちながら挑戦し、どう攻略していくか。ここでボリュームやボルダリングにチャレンジしてもらい、光から新しい流れを世界に発信してきたい」と話す。

 利用料金は、1日フリー=1,080円。営業時間は、火曜~土曜=10時~22時、日曜=10時~20時。月曜定休。

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