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下松・笠戸島ハイキングマップ完成 ビュースポットや戦争遺構を紹介

「笠戸島ハイキングコースマップ」

「笠戸島ハイキングコースマップ」

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 下松・笠戸島のハイキングコースや島内の観光スポットなどをまとめた「笠戸島ハイキングコースマップ」が3月31日、完成した。

笠戸島のビュースポット「山の上から見える笠戸島」

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 下松市産業観光課が島の観光資源であるハイキングコースを、さらなる観光客の増加を目的に、「下松市観光ボランティアガイドの会」や「くだまつ笠戸島アイランドトレイル実行委員会」と協力してまとめた。

 瀬戸内海国立公園内にある笠戸島は、「七浦七岬」と呼ばれる変化に富んだ海岸線と「しま山100選」にも選ばれた摺鉢山(すりばちやま)や高壷山など200メートルを超える山々など豊かな自然を有する島。面積11.67平方キロメートル。島内には、島を縦断するスカイ1号~5号(全長約13キロ)や、島の玄関口である笠戸大橋近くから始まる瀬戸遊歩道(約2キロ)、島の東、海沿いの瀬川遊歩道などハイキングコースが8ルート整備されている。

 「昨年11月の国民宿舎 大城のオープンや島内のハイキングコースを使った『くだまつ笠戸島アイランドトレイル』の開催などもあり、同ハイキングコースは市内外から多くのウオーキング愛好家やトレイルランナーなどに利用されおり、コースに関する問い合わせも多かった」と同市担当者。

 同マップはA2サイズの一枚もので、蛇腹折りにより持ち運びがしやすい仕様になっている。表面には笠戸島全域の地図にハイキングコースと島を縦断するスカイ1号~5号の高低差イメージ、コース内にあるビュースポットや第二次世界大戦の兵舎跡などの戦争遺構を写真で紹介する。裏面はハイキングの拠点となる笠戸島家族旅行村内のマップのほか、コース入り口の詳細図や観光スポットやイベントを紹介している。

 担当者は「暖かくなるとマムシやハチも活発になる。安全確保や自然環境や戦争遺跡の保護のためにも、注意事項をよく守ってハイキングを楽しんでほしい」と注意を呼び掛ける。

 発行部数は3000部。家族旅行村や国民宿舎「大城」など市内観光施設や公民館などで無料配布する。

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