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下松でバドミントン交流イベント 子どもたちがメダリストに挑戦

高橋礼華選手と松友美佐紀選手のタカマツペア

高橋礼華選手と松友美佐紀選手のタカマツペア

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 下松スポーツ公園体育館(下松市河内)で6月3日、リオ五輪メダリストらを招いたバドミントン交流イベント「ACT SAIKYOチャレンジ2017」が行われた。

メダリストと記念撮影をする子どもたち

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 下松市と山口県、西京銀行の女子社会人チーム「ACT SAIKYO(アクトサイキョウ)」がバドミントンの競技力向上とスポーツによる地域活性化を目的に開いた同イベント。リオ五輪の金メダリスト高橋礼華選手と松友美佐紀選手、銅メダリストの奥原希望選手ら日本ユニシスの所属選手を招き、バドミントン教室やトークショー、親善試合などが行われ、市内外から1500人が訪れ観戦し楽しんだ。

 下松市近郊の小中学生150人を対象に行われたバドミントン教室では9面のコートに分かれ、憧れの選手らから直接指導を受けた。松友選手とシャトルを打ち交わした公集小学校6年生の野田遥加さんは「ラリーも長く、タッチがすごく早くかった。松友選手みたいに上手になってオリンピックに出たい」と笑顔で話していた。

 「スタープレーヤーに挑戦」のコーナーでは、昨年、全国小学生バドミントン選手権で女子ダブルス4年生以下の部で5位入賞を果たした東陽小学校5年の林知衣奈さんと古田志穂さんが「タカマツペア」と対戦。ラリーを続ける中、林・古田ペアがネットインで得点を挙げると大きな拍手が沸いた。最後は会場からの期待に応え高橋選手がスマッシュで試合を決めた。林さんは「どんなところに打っても返ってきた。緊張したけど楽しかった」と話し、古田さんは「タカマツペアのような連続攻撃ができるようになりたい。2人で金メダルが取りたい」と笑顔で話した。

 高橋選手は「世界各地で遠征が続く中、子どもたちとふれ合える機会も少なく、今日はリフレッシュすることができた。今日のことを忘れず、楽しみながら頑張ってほしい」と子どもたちにエールを送った。

 ACT SAIKYOの今井優歩キャプテンは「世界で戦っている選手をお招きしてのイベントは、チームとしてもいい刺激になった。今年こそSJリーグでもAクラスを目指して頑張りたい」と意気込みを見せた。

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