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周南の自然薯専門店、地産地消を進める「やまぐち食彩店」に認定

里山じねんじょう膳を持つ村田店長

里山じねんじょう膳を持つ村田店長

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 周南市湯野の自然薯(じねんじょ)専門店「じねんじょうギャラリー」(周南市湯野、TEL 0834-82-0500)が地産地消を進める「やまぐち食彩店」に選ばれ、10月5日、開設式が行われた。

里山じねんじょう膳

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 「やまぐち食彩店」は、県や生産者、消費者団体らで作る「やまぐちの農林水産物需要拡大協議会」が県産の農林水産物の消費拡大を目的に、年間を通じて地産・地消料理を提供する飲食店、ホテル、旅館などを認定する事業。県内で233店舗目、周南地域では19店舗目の認定となった同店は、年間2万本の自然薯の生産と加工販売を手掛ける「やまいもまつり」(徳山)が2013年に開いた。飲食の提供のほか、加工品や自然薯の直販所、情報発信の拠点として活用する。

 開設式で、周南地域地産・地消推進協議会の水本房俊会長から「やまぐち食彩店」の看板を受け取った村田将弘社長は「日本原産種である自然薯。そのおいしさを味わってもらい、さらなる消費拡大を目指す。山口で栽培が確立された自然薯を全国へ発信し、ジャパンブランドに育てていきたい」と意気込む。

 メニューは、食彩店認定を記念した新メニュー、山口県産の米とむかごを使った炊き込みごはん「山子ごはん」と地元の野菜と自然薯で作った「じねんじょうだんご汁」、とろろと漬物、むかごの塩ゆでの「里山じねんじょう膳」(980円)のほか、自然薯を練り込んだ「山子めん」(800円)や自然薯のかば焼きが入った「養生御膳」(1,500円)、自然薯とむかごの飛竜頭が入った「十穀とろろ膳」(1,000円)など。

 営業時間は10時~16時、食事は前日までの予約が必要で11時~14時。日曜・月曜定休。

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