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周南のフレンチビストロ「アンヴェール」がランチ営業 「気軽に楽しんで」

ランチコースの写真

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 周南市のカジュアルフレンチを提供するビストロ「un verre(アンヴェール)」(周南市銀座、TEL 0834-33-8330)が3月1日、予約制のランチ営業を開始した。

店内の様子

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 「フレンチ料理を気軽に楽しめる店を周南に」と店主の藤井孝二郎さんが2012年10月にオープンした同店。店名の「un verre」は「一杯」という意味で、「軽く一杯どう?」というフランス語から名付けた。席数はカウンター7席、テーブル席14の計21席。

 これまでは夜間営業のみで、旬の食材を使った料理とワインやフレッシュフルーツのカクテルなどを提供。中でも、パテ・ド・カンパーニュや生ハム、テリーヌなどシャルキュトリー(肉の加工料理)は自家製にこだわり、一番の人気メニューという。

 ランチ営業開始のきっかけは、藤井さんら市内フランス料理店のシェフやパティシエらで開くイベント「アトリエランチ」。難しいと考えがちなフランス料理をシェフ自ら説明し、学びながら食事を楽しんでもらおうと企画する。参加者の主婦らから「実際にお店に出掛けフランス料理を楽しみたいが、夜の外出となると難しい」との声に応え始めた。

 ランチは、前菜プレート、自家製パン、スープ、メイン、デザート、コーヒーのコース形式のみで、前日までの予約が必要。価格は2,500円。

 3月は、前菜に自家製スモークサーモンとオレンジのサラダ、新玉ネギのムース、長州鶏とマッシュルームのキッシュ、セグロイワシのコンフィと春野菜、パテ・ド・カンパーニュなど8種の盛り合わせなど。スープは、新ジャガイモのポタージュ、メインは、マグレ・ド・カナール(鴨肉)のロースト赤ワインソースなど。デザートは、チョコレートムースのテリーヌなど。

 藤井さんは「ランチでも自家製にこだわり、真摯にお客さまを迎えたいと予約制にした。ちょっとした会食やお祝いにお気軽に利用してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~24時。月曜定休。

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