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周南市美術博物館で「ひつじのショーン」展 イラスト、パペット、ジオラマなど250点

ひつじのショーン展フォトスポット

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 周南市美術博物館(周南市花畠町、TEL 0834-22-8880)で5月24日、「ひつじのショーン展」が始まった。

スタジオを再現したジオラマ

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 イギリスのクレイアニメスタジオ「アードマン・アニメーションズ」が制作する「ひつじのショーン」は、ショーンとその仲間たちが牧場で巻き起こす騒動と、羊たちに振り回される牧羊犬のビッツァー、牧場主の日常をユーモアに描く。日本ではNHK Eテレで放送し、子どもたちの人気を集めている。

 細部にまでこだわって作り込んだ粘土の人形を少しずつ動かしながら撮影する同作品。同館学芸員の竹田陽子さんによると、1秒間の映像には、25枚の静止画が必要となり、1人のアニメーターが1日で撮影できるのはたった6秒間という。

 同展では、キャラクター設定用のスケッチやストーリーボードなどのイラストやキャラクターの人形(パペット)、ジオラマセット、撮影小物など約250点を展示する。テレビシリーズの作品や制作現場を紹介する映像も会場内で上映する。

 物販コーナーでは、アードマン・アニメーションズ製の「ひつじのショーン」パペット(アクリスケース付き=64万8,000円)をはじめ、同展の公式図録(2,000円)、同展限定のシールやマスキングテープ、Tシャツなど600点以上のグッズを販売する。

 竹田さんは「キャラクターの目線や表情など細かな動き、キャラクターの個性やストーリーの面白さなど、気の遠くなるような作業の中で、妥協を許さない制作スタッフのこだわりに注目してほしい」と話す。

 5月26日は、来場者を対象に「ひつじのショーン」との握手、写真撮影会を行う。開催時間は、10時30分、13時30分、15時30分の一日3回。定員は先着50組。各回30分前から整理券を配布する。

 開館時間は9時30分~17時(6月8日=19時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=1,000円、大学生=800円、18歳以下無料。6月24日まで。

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